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SHIBUYA AX



日本国内では約10ヶ月ぶりとなるLOUDNESSのライブが2006年02月12日 SHIBUYA AXにて行われました。

※以下の内容につきまして文章および画像の転載転用、また直接リンクは御遠慮いただけますようお願い申し上げます。



昨年7月22日ドイツで行われた『EARTHSHAKER Fest 2005』への出演、12月3日の韓国でのライブはありましたが、日本国内のライブとしては昨年4月以来となる今回のライブ、PM6:00少し過ぎた頃にスタートしたライブは、計15曲で約2時間、最近リリースされた『The Battleship MUSASHI』、『THE BEST OF REUNION』に収録されている曲の初披露を含め、新旧定番曲を配置したセットとなっていました。

さて、それでは当日のEQUIPMENT REPORTです。



今回のセットリストでは3種類のチューニングの曲が存在するのですが、スタンバイされたのは写真手前側から、
1.KillerGuitars KG-PRIME oil painted rasta
2.KillerGuitars KG-REAPER tie-dye
3.KillerGuitars KG-PRIME Blue Flame
4.KillerGuitars KG-PRIME pearl white
5.ESP RANDOM STAR Lime Gold
の5本となっていました。
「2」と「3」は、ライブで使用されるのは今回が初めてとなります。「1」は久しぶりの登場、「4」はKiller初期のモデルをパーツをモディファイして使用されているモデルで、古くは3期LOUDNESS最後のライブで、最近では2000年以降のLOUDNESS/LAZYのライブでも使用されていた1本です。「5」はボディ形状を変更して低音を増強したランダムスターの最新モデルで近年お馴染みですね。
実は、海外活動に備え国内用と海外用に機材を数セットのグループに分割したため、今回はこのようなセットとなりました。(定番モデルが登場しないことに心配された方もいらっしゃったのでは?)

ライブでは、とにかく「ブルーフレイム」の青色LEDが輝く指板がインパクト大で、ステージ上でのビジュアル効果は凄まじいものがありました。
今回はセットリストの構成上、結構頻繁にギターチェンジとなりましたが、それぞれのモデルの音色の違いをライブ中にお楽しみいただけたのではないでしょうか。最近登場したモデルでは、ブルーフレイムはスルーネック構造ですし、タイダイもボディ形状の違いもさることながら、ヘッドシェイプの違いにより1弦ペグポストの位置がPRIMEシリーズと異なりますので、その辺が微妙な音の違いにも現れたのでは?と思われます。



足元のエフェクト関係も機材を複数セットに分割した関係で今回はどうなるのかな?と注目していたのですが、概ね従来どおりの構成となっていました。
ギター側の経路から順番に、
1.BOSS PW-10
2.Providence PEC-1
と経由してアンプへ…といった感じです。(RocktronのAll Accessはラック側のMIDIコントロール用です。)
以前はワウの手前にVOODOO-1というパターンが多かったのですが、今回は使用されていませんでした。



それで、実際にはPEC-1のループに接続された複数のエフェクトをプリセットチェンジして使用する仕組みになってまして、そのループ内には、
A.electoro-harmonix POLY CHORUS
B.ROGER MAYER AXIS FUZZとelectoro-harmonix SMALL STONEのセット
C.BOSS GT-5
D.DigiTech Whammy
となっています。
ループ内の「A」「B」あたりはライブ、レコーディングの時々により都度違うユニットに交換されることもあるのですが、「C」「D」は定番で常設です。
今回のライブでは、「A」は"NEVER CHANGE YOUR MIND"のクリーンパートで、「D」は"THE END OF EARTH"のソロパートなどで使用されていました。
「C」は、さらにGT-5内で複数種類のプリセットが作成されていまして、リングモジュレーターとか"EXULTATION"のソロ前のディレイなどで使用されていました。
「B」は"Racing"のアノ音なのですが、今回は登場場面は無かったような?



アンプ側のセットです。
ラック内のMarshall JMP-1、RocktronのINTELLIPITCH、RogerMayerのRM6550という基本的な構成は変わらないのですが、最近ではJMP-1の上にFURMANの安定化電源が追加されています。
キャビネット内のスピーカーは、以前はCelestionのSIDE WINDERを使用されていたのですが、その後MarshallのMode Four用のものに交換された後、現在では1つで200Wまで対応の別のものに交換されています。
Marshall AVT-150Hアンプヘッドも設置されていたのですが、バックアップのようでした。

と、以上ライブ当日の機材ネタを御紹介いたしました。
ライブでは、演奏、パフォーマンスに注目することがメインとなると思いますが、ここに御紹介したような機材情報を思い浮かべながらライブを楽しむと、ギターごとのサウンドキャラクターの違いや、「あ!あそこでエフェクトを踏んで音を変えてたな。」といった注目ポイントも生まれて、また違った楽しみ方もできるでは?と思われます。
是非次回のLOUDNESSのライブでは御注目下さい…。

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LOUDNES BEST TRACKS

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100% 高崎晃 ~LOUDNESS 30th Anniversary 撃剣鳴動~

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Eve to Dawn 旭日昇天

LOUDNESS 30th Anniversary World Tour In JAPAN 1981-2011HANG TOUGH JAPAN!